2014年1月28日火曜日

安く売ることができる力

よく安く売るなら誰でも売れると、安く売る人を下に置いたような見方をする人がいます。
それはコミュニケーション力、人間関係力を使おうとしない姿勢を批判的に語っていることが多いのですが、長く継続して、ステークホルダーとの関係が良くなければ継続できません。
だから安く売るにはコミュニケーション力、人間関係力がしっかりしていないと続かないのです。
さて、コミュニケーション力とは?
コミュニケーション力は、次の3つに集約できます。
・伝えたいことがある
・伝えたいWIN-WINの意欲がある
・正しく伝えるスキルがある

伝えるスキルとは
・正しいフレームワークが使える
・正しいプロセス(PDCA)を使える
・正しい態度(率直・誠実・対等・自己責任)がとれる
・正しく反省ができる

以上がバランスよく揃っていることです。


安く売るのは簡単です。でも長く安く売り続けるのは、大変な努力が必要です。
安く売ることとコストパフォーマンスが高いことは似て非なるものです。

ところがコストパフォーマンスを気にしていない人が多いのの事実なのです。
それでも通用してしまうからですが、長く通用するはずがないのです。

その安売りが正しいのか、どんな問題を含んでいるのか?
正しいフレームワークとして役に立つものをいくつかご紹介します。
  • 事実・認識・行動の3段階
  • 3Cモデル
  • マーケティング・ミックスの4P
  • サービスの5原則
  • 5W1H
  • 人口分布曲線
  • 製品進化トライアングル
  • イノベーター理論(採用者分布曲線)
  • 事業優先順位のマトリックス
  • SWHO
  • 緊急度・重要度のマトリックス
  • PPM分析(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)
  • エドワード・デ・ボノ博士の6つの帽子(水平思考)
  • CTQ(シックスシグマ)
  • 移動平均法
  • Seven S
  • 事業優先順位設定
等です。


どういったフレームワークを使えばいいかは、事実によって変わります。